「カーペットの汚れや臭い、なんとかしたいけど丸洗いは大変…」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は私も以前、リビングのカーペットから漂う「なんとなくモワッとした臭い」がずっと気になっていました。ファブリーズを使っても一時的にごまかせるだけ。根本的な解決にはなりませんでした。
そんなとき出会ったのが「重曹」を使った掃除方法です。
100円ショップでも手に入る重曹を振りかけて、掃除機で吸うだけ。たったこれだけで、あの気になっていた臭いが消えたんです。正直、驚きました。
この記事では、重曹を使ったカーペット掃除のメリットから、具体的なやり方、そして失敗しないための注意点まで詳しく解説します。
重曹でカーペット掃除のメリット
結論から言うと、重曹はカーペット掃除に最適なアイテムです。
なぜなら、汚れ落とし・消臭・衛生対策・安全性の4つを同時に叶えてくれるから。しかも、500g入りで100〜300円程度と、コスパも抜群です。
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
皮脂汚れを効果的に落とせる

カーペットの黒ずみの正体、それは「皮脂」と「ホコリ」の蓄積です。
素足で歩いたり、寝転んだり、座ったり…。カーペットは毎日、私たちの肌に触れています。その結果、汗や皮脂がじわじわと繊維に染み込んでいきます。
そこに空気中のホコリがくっつくと、黒ずみの完成です。
重曹は「弱アルカリ性」という性質を持っています。皮脂などの油汚れは「酸性」なので、重曹のアルカリ性と反応して中和・分解されるのです。
重曹が効果を発揮する汚れ
- 皮脂・汗の汚れ
- 食べこぼし(油分を含むもの)
- 口紅やファンデーションなどの化粧品汚れ
- 油性ペンのインク
掃除機だけでは落ちない「しつこい黒ずみ」も、重曹を使えばスッキリ。見た目もワントーン明るくなりますよ。
消臭効果がある

「カーペットから何となく臭いがする…」
その原因は、汗や皮脂、ペットの臭い、食べこぼしなど、すべて「酸性」の物質です。
重曹の消臭効果は、この酸性の臭い成分を「中和」することで発揮されます。香りでごまかす芳香剤とは違い、臭いの元から消し去るのがポイント。
重曹が消臭できる臭い
- 汗の臭い
- 足の臭い
- ペットの臭い(犬・猫)
- 生活臭(こもった空気の臭い)
- タバコの臭い
- 食べ物の臭い
特に、ペットを飼っているご家庭や、夏場の汗の臭いが気になる方には効果てきめん。私も、夏のカーペットの「ムワッ」とした臭いが重曹で解消されて感動しました。
ダニ・カビ予防に効果的

カーペットはダニにとって「天国」のような環境。暖かくて、湿気があって、エサ(人間の皮脂やフケ)も豊富です。
重曹には、ダニやカビの繁殖を抑える働きがあります。
重曹がダニ・カビ対策になる理由
- 皮脂や汗(ダニのエサ)を分解して除去する
- 湿気を吸収する作用がある
- アルカリ性がカビの繁殖を抑制する
もちろん、重曹だけで完璧にダニを駆除できるわけではありません。でも、定期的に重曹掃除をすることで、ダニやカビが繁殖しにくい環境を作れます。
アレルギー持ちの方や、小さなお子さんがいるご家庭には特におすすめです。
身体にやさしい

重曹の正式名称は「炭酸水素ナトリウム」。天然の無機物質で、食品添加物としても使われています。
つまり、口に入れても大丈夫な成分ということ。
市販のカーペット用洗剤には、界面活性剤や香料など、化学物質が含まれていることが多いです。小さなお子さんがカーペットの上でハイハイしたり、ペットが舐めたりすることを考えると、ちょっと心配になりますよね。
その点、重曹は安心。万が一、赤ちゃんやペットが口にしてしまっても、人体への害はほとんどありません。
重曹が安心な理由
- 食品グレードの重曹なら、そのまま食べられる
- 無臭で刺激がない
- 環境にもやさしい(生分解性が高い)
- 残留しても害がない
「できるだけ化学物質を使いたくない」というナチュラル志向の方にも、重曹はぴったりです。
重曹を使ったカーペット掃除の方法
さて、ここからが実践編です。
重曹を使ったカーペット掃除には、主に2つの方法があります。用途に合わせて使い分けましょう。
重曹水を使って汚れを落とす方法
こんなときにおすすめ
- 部分的なシミや汚れを落としたいとき
- 毛足の長いカーペットを掃除するとき
- 普段のメンテナンスとして使いたいとき
毛足の長いシャギーラグや、毛が細いカーペットは、粉末の重曹を使うと繊維の奥に入り込んで取れにくくなることがあります。そんな場合は、重曹水がおすすめです。
重曹水スプレーの作り方
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 水(またはぬるま湯) | 500ml |
| 重曹 | 大さじ1杯(約15g) |
- スプレーボトルに水を入れる(ぬるま湯のほうが溶けやすい)
- 重曹を加えて、よく振って溶かす
- 完成!
重曹水を使った掃除手順
- 下準備:掃除機でカーペット表面のホコリやゴミを取り除く
- スプレー:汚れが気になる部分に重曹水をシュッシュとスプレーする
- 放置:5〜10分ほど置いて、重曹が汚れに浸透するのを待つ
- 拭き取り:固く絞った雑巾で、叩くように拭き取る(こすらない!)
- 水拭き:別の雑巾で水拭きして、重曹成分を取り除く
- 乾燥:乾いた布で水分を拭き取り、風通しの良い状態で乾かす
ポイント 重曹水は「作り置きNG」です。時間が経つと効果が落ちるので、使う分だけその都度作りましょう。
重曹をカーペットに直接振りかける方法

こんなときにおすすめ
- カーペット全体の臭いを取りたいとき
- 黒ずみや全体的な汚れが気になるとき
- 本格的にリフレッシュしたいとき
この方法は、消臭効果も汚れ落とし効果も抜群。「カーペットを丸ごとリセットしたい!」というときにおすすめです。
必要なもの
- 重曹(食用グレードだとより安心)
- 掃除機
- ゴム手袋(あると便利)
直接振りかける掃除手順
- 下準備:掃除機でカーペット表面の大きなゴミを取り除く
- 振りかけ:カーペット全体に重曹を薄く均等に振りかける
- 茶こしや調味料入れを使うと均一にまきやすい
- 1畳あたり大さじ2〜3杯程度が目安
- なじませる:ゴム手袋をした手で、優しくカーペットに重曹をなじませる
- 毛足を傷めないよう、撫でるように
- 放置:最低2〜3時間、できれば6時間以上放置
- 寝る前に振りかけて翌朝吸い取るのがベスト
- 吸い取り:掃除機でゆっくり丁寧に重曹を吸い取る
- 同じ場所を2〜3回往復するイメージで
重要なコツ
「効果を高めたいから、たくさん振りかけよう」はNGです。
重曹は、空気に触れる面積が広いほど消臭効果を発揮します。つまり、量より「薄く広く」が正解。
厚くまくと逆に効果が下がり、しかも掃除機で吸い取りにくくなります。「うっすら白くなる程度」を目安にしましょう。
重曹を使ったカーペット掃除の注意点
重曹は万能に見えますが、使い方を間違えるとカーペットを傷めてしまうこともあります。
以下の3つのポイントを守って、安全に掃除しましょう。
カーペットの素材を確認する

すべてのカーペットに重曹が使えるわけではありません。
特に注意が必要な素材があります。
重曹NGの可能性がある素材
- ウール(羊毛)
- シルク
- 麻(リネン)
- 高級ペルシャ絨毯
- 「水洗い不可」表示のあるカーペット
これらのデリケートな素材は、重曹のアルカリ性によって変色したり、繊維が傷んだりする可能性があります。
必ずテストを!
重曹を使う前に、カーペットの端や裏側など目立たない場所でテストしましょう。
テストの手順
- 目立たない場所に重曹を少量つける
- 10分ほど放置
- 拭き取って、変色や変質がないか確認
問題がなければ、全体に使用してOKです。高価なカーペットや思い入れのあるラグは、無理せずプロのクリーニングに任せるのも一つの選択肢です。
使用量に注意する
「たくさん使えば効果アップ」は間違いです。
重曹を大量に使うと、以下のような問題が起こります。
- カーペットに白い粉が残る
- 掃除機で吸い取りきれない
- 繊維の奥に入り込んで取れなくなる
- 肌触りが悪くなる
適量の目安
- 1畳あたり:大さじ2〜3杯
- 6畳のカーペット全体:大さじ12〜18杯(約90〜135g)
薄く均一に振りかけることを意識しましょう。効果を高めたいときは、量ではなく「放置時間」を長くするのがコツです。
重曹を完全に取り除く

掃除の仕上げが一番大事です。
重曹がカーペットに残ると、以下の問題が起こります。
- 白い粉が目立つ
- 肌触りがザラザラになる
- 湿気を吸って固まる
- 長期的にはカーペットを傷める原因に
しっかり取り除くコツ
- 掃除機は「ゆっくり」かける
- 早く動かすと吸い残しが出る
- 同じ場所を2〜3回往復
- 縦方向→横方向の両方からかける
- 一方向だけだと繊維の奥に残りやすい
- 毛足の長いカーペットは水拭きも併用
- 固く絞った雑巾で拭き、重曹を取り除く
- 最後に乾拭きして水分を取る
特に毛足の長いシャギーラグや毛が細いカーペットは、重曹が奥に入り込みやすいです。
粉末の重曹ではなく、最初から「重曹水スプレー」を使うほうが安全かもしれません。
毎日のカーペット掃除に重曹を活用しよう

「重曹掃除は大げさで面倒そう…」
そう思った方もいるかもしれません。でも実は、毎日のちょっとしたケアにも重曹は使えます。
日常使いには「重曹スプレー」が便利
作り置きはできませんが、重曹スプレーを使えば、テレビを見ながらでもサッと掃除できます。
簡単3ステップ
- 気になる部分にシュッとスプレー
- 5分ほど放置
- 乾いた布で軽く拭き取る
これだけで、皮脂汚れの蓄積を防ぎ、臭いの発生も抑えられます。
週1回の「振りかけ掃除」で本格ケア
週末など時間があるときに、カーペット全体に重曹を振りかけて掃除機で吸い取る。これを習慣にするだけで、カーペットのコンディションが見違えるように変わります。
おすすめのルーティン
| 頻度 | やること |
|---|---|
| 毎日 | 掃除機がけ(または粘着クリーナー) |
| 週1回 | 重曹を振りかけて掃除機で吸い取る |
| 月1回 | 重曹水で拭き掃除 + カーペット裏面の換気 |
| 半年〜1年 | 丸洗いまたはクリーニング |
急な汚れにも重曹が活躍

コーヒーをこぼした、子どもが食べ物を落とした、ペットが粗相した…。
そんな緊急事態にも、重曹は頼りになります。
緊急時の対処法
- まず、乾いた布やペーパータオルで水分を吸い取る
- 汚れの上に重曹をこんもりとかける
- 30分〜1時間放置して水分を吸わせる
- 掃除機で吸い取る
- 重曹水で叩くように拭き取る
- 水拭き→乾拭きで仕上げ
特に嘔吐物やペットの粗相は、臭いが染みつきやすいので早めの対処が肝心。重曹の消臭効果で、嫌な臭いも最小限に抑えられます。
まとめ:重曹でカーペットの臭いも汚れも完全に除去
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最後に、この記事のポイントをおさらいしましょう。
重曹掃除の4つのメリット
- 皮脂汚れを落とす:アルカリ性が油汚れを分解
- 消臭効果:酸性の臭いを中和して元から消す
- ダニ・カビ予防:エサを除去して繁殖を抑制
- 身体にやさしい:天然成分で赤ちゃん・ペットも安心
2つの掃除方法
重曹水スプレー
- 毛足の長いカーペット向け
- 部分的な汚れ落としに
- 日常のメンテナンスに
直接振りかけ法
- 消臭効果を最大限に発揮
- 全体の汚れ落としに
- 寝る前に振りかけて翌朝吸い取るのがベスト
3つの注意点
- 素材確認:ウール・シルクなどは要テスト
- 適量を守る:薄く均一に、量より放置時間で調整
- 完全に取り除く:掃除機はゆっくり丁寧に
重曹が向かないケースもある
- 高級絨毯・デリケートな素材
- 頑固なシミや深刻な汚れ
- ダニを完全に駆除したい場合
これらのケースは、無理せず専門のクリーニング業者に相談しましょう。
重曹を使ったカーペット掃除は、安くて、簡単で、効果抜群。しかも身体にやさしい。
「掃除機だけじゃ物足りない」「臭いが気になってきた」と感じたら、ぜひ重曹を試してみてください。
あのモワッとした臭いが消えて、スッキリ清潔なカーペットの上でゴロゴロする気持ちよさ。きっとクセになりますよ。


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