「ラグを洗濯機で洗いたいけど、本当に大丈夫かな…」
そんな不安、よくわかります。
私も初めてラグを洗濯機で洗ったとき、「縮んだらどうしよう」「洗濯機が壊れないかな」とドキドキしながらスタートボタンを押した記憶があります。
結果は…大成功!ふわふわに仕上がったラグの上でゴロゴロしたときの気持ちよさは、今でも忘れられません。
ただ、すべてのラグが洗濯機で洗えるわけではありません。洗い方を間違えると、「風合いが変わった」「毛が抜けた」なんてことにもなりかねません。
この記事では、洗濯機でラグ・カーペットを洗う方法と、失敗しないための5つのポイントを詳しく解説します。
洗濯機で洗えるラグ・カーペットのサイズとチェックリスト

結論から言うと、「洗濯表示」と「洗濯機の容量」の2つをチェックすれば、洗えるかどうかがわかります。
どちらか一方でもNGなら、洗濯機での洗濯は避けたほうが安全。事前にしっかり確認しておきましょう。
洗濯機の容量とラグサイズの早見表
「洗濯機で洗える」と書いてあるラグでも、洗濯機の容量が足りなければ洗えません。
無理に押し込むと、ラグが傷むだけでなく、洗濯機の故障にもつながります。
洗濯機容量とラグサイズの目安
| 洗濯機容量 | 洗えるラグサイズ |
|---|---|
| 5kg | 1畳以下(約90×130cm程度) |
| 7kg | 1〜1.5畳(約130×180cm程度) |
| 8kg | 1.5〜2畳(約180×180cm程度) |
| 10kg以上 | 2〜3畳(約180×240cm程度) |
注意!3畳以上の大型ラグは、一般家庭の洗濯機では難しいケースがほとんどです。
また、毛足が長いシャギーラグや、厚みのあるラグは水を吸うとかなり重くなります。表のサイズより「ワンサイズ小さめ」を目安にすると安心です。
一人暮らし用の5〜6kg洗濯機だと、玄関マットや小さめのラグ(1畳以下)が限界。リビングに敷くようなラグは、コインランドリーの利用も検討しましょう。
ドラム式洗濯機は要注意!
ドラム式洗濯機は、ラグの洗濯に不向きな場合があります。取扱説明書を確認するか、メーカーに問い合わせてから洗濯してください。
洗濯表示の確認ポイント

ラグの裏側や端についているタグに、洗濯表示が記載されています。この表示を見れば、洗濯機で洗えるかどうかが一目でわかります。
洗濯機で洗えるマーク
- 桶に数字(30、40など):洗濯機での水洗いOK。数字は水温の上限
- 桶の下に線1本:弱い洗濯処理が可能
- 桶の下に線2本:非常に弱い洗濯処理が可能
洗濯機では洗えないマーク
- 桶に手のマーク:手洗いのみOK(洗濯機NG)
- 桶に×印:水洗い不可(手洗いもNG)
- 丸の中に「P」や「F」:ドライクリーニングのみ
「洗える」と思って購入したラグでも、よく見たら「手洗いのみ」だった…というケースは意外と多いです。
「洗濯機で洗える」と「手洗いで洗える」は別物です。
洗濯表示がない場合や不明な場合は、購入店舗やメーカーに問い合わせるのが確実。自己判断で洗って失敗すると、取り返しがつきません。
ラグ・カーペットを洗濯機で洗う前に確認するポイント
洗濯表示とサイズをクリアしたら、次は「本当に洗濯機で洗って大丈夫か」を最終確認しましょう。
ここを飛ばすと、あとで「こんなはずじゃなかった…」となりかねません。
洗濯機で洗えるか最終チェック

以下の項目をすべてクリアしていれば、洗濯機での洗濯OKです。
チェックリスト
□ 洗濯表示に「洗濯機可」のマークがある □ ラグのサイズが洗濯機の容量に合っている □ 素材がデリケートすぎない(ウール・シルクなどはNG) □ 破れやほつれがない □ 色落ちテストをした(目立たない場所を濡らしてみる)
洗濯機NGの素材
- ウール(縮みやすい)
- シルク(デリケートすぎる)
- レーヨン・キュプラ(水に弱い)
- ペルシャ絨毯などの高級品(専門クリーニング推奨)
- 裏面にゴムの滑り止めがあるもの(熱で溶ける可能性)
これらの素材は、たとえ洗濯表示がOKでも、家庭での洗濯は避けたほうが無難。風合いが変わったり、縮んだりするリスクがあります。
乾燥機が使えるかも確認しておこう
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洗濯だけでなく、「乾燥機が使えるか」も事前に確認しておきましょう。
乾燥機OKのマーク
- 四角の中に丸、丸の中に「・」1つ:低温乾燥OK(60℃まで)
- 四角の中に丸、丸の中に「・」2つ:高温乾燥OK(80℃まで)
乾燥機NGのマーク
- 四角の中に丸に×印:乾燥機使用不可
乾燥機NGのラグをコインランドリーで洗うと、洗濯後に濡れたまま持ち帰ることになります。水を含んだラグはかなり重いので、運搬が大変です。
乾燥機が使えない場合は、晴れた日を選んで洗濯し、自宅で干せる準備をしておきましょう。
ラグ・カーペットを洗濯機で洗う方法
いよいよ実践編です!
洗濯機でラグを洗う手順は、実はとても簡単。6つのステップで完了します。
6ステップで簡単!洗濯機での洗い方

ステップ1:ラグの下準備
まず、掃除機でラグの表面と裏面のホコリ・ゴミを取り除きます。
これをサボると、洗濯機の中でゴミが絡まり、排水口が詰まる原因にも。シミや汚れがある部分は、洗剤を少量つけて歯ブラシで軽く叩いておくと効果的です。
ステップ2:ラグを蛇腹状にたたむ
ラグを洗濯機に入れるときは、蛇腹状(ジャバラ状)にたたみます。
横から見たときに「M」の字になるイメージ。こうすることで、洗剤と水が全体にまんべんなく行き渡ります。
蛇腹たたみの手順
- ラグを広げて、汚れている面を外側にする
- 端から山折り・谷折りを繰り返して蛇腹状にたたむ
- さらに二つ折りにして、くるくると丸める
ステップ3:洗濯ネットに入れる
たたんだラグは、大きめの洗濯ネットに入れましょう。
洗濯ネットを使うことで、以下のメリットがあります。
- 洗濯中の摩擦や絡まりを防ぐ
- 毛抜けや毛玉を軽減
- ラグの形崩れを防止
- 洗濯機への負担も軽減
毛足の長いシャギーラグや、デリケートな素材のラグは特にネット必須です。
ステップ4:洗剤を入れて洗濯スタート
洗剤は「おしゃれ着用の中性洗剤」がおすすめ。エマールやアクロンなどが定番です。
粉洗剤は溶け残りの原因になるので、液体洗剤を使いましょう。
洗濯機の設定
- コース:「毛布コース」「大物洗いコース」または「おしゃれ着洗い」
- 水温:冷水またはぬるま湯(30〜40℃)
- 脱水:短め(30秒〜1分程度)
脱水を長くかけすぎると、ラグが偏って洗濯機が激しく振動したり、生地が傷む原因になります。
ステップ5:洗濯終了後すぐに取り出す
洗濯が終わったら、できるだけ早くラグを取り出しましょう。
放置すると、雑菌が繁殖してイヤなニオイの原因に。シワも定着しやすくなります。
ステップ6:干して乾燥
脱水後は、風通しの良い場所で干します。詳しい干し方は「洗濯後のケア」セクションで解説しますね。
洗濯を成功させる5つのコツ

コツ① 晴れた日の午前中に洗濯する
ラグは乾くまでに時間がかかります。曇りや夕方から洗濯を始めると、生乾きのまま夜を迎えることに…。
カビや臭いの原因になるので、快晴の日の午前中に洗濯をスタートしましょう。
コツ② 洗濯ネットは「大きめ」を選ぶ
ギュウギュウに詰め込むと、中まで洗剤が行き渡りません。ラグ専用の大型洗濯ネット(布団用でもOK)を用意しましょう。
コツ③ 柔軟剤は使いすぎない
柔軟剤を使いすぎると、ラグがベタついたり、吸水性が落ちることがあります。使う場合は規定量の半分程度に。
コツ④ 色落ちテストをしておく
初めて洗うラグは、目立たない場所を濡らして白い布で押さえ、色が移らないか確認しましょう。
コツ⑤ 他の洗濯物と一緒に洗わない
ラグは単独で洗うのが基本。他の洗濯物と一緒に洗うと、毛やゴミが付着したり、絡まりの原因になります。
ラグ・カーペットが洗濯機で洗えない場合の対処法
「洗濯機で洗えないけど、きれいにしたい…」
そんな場合でも、諦める必要はありません。状況に合わせた対処法を紹介します。
洗濯機の容量が足りない場合

対処法① コインランドリーを利用する
自宅の洗濯機に入らないサイズのラグは、コインランドリーがベスト。
業務用の大型洗濯機なら、6畳サイズのカーペットまで対応できるものもあります。乾燥機も使えるので、1〜2時間で完了するのも魅力です。
コインランドリー利用の目安
- 1〜2畳:12kg以上の洗濯機
- 3畳:17kg以上の洗濯機
- 6畳:22kg以上の洗濯機
対処法② 浴槽で踏み洗いする
コインランドリーに行くのが面倒な場合は、浴槽での踏み洗いも有効です。
踏み洗いの手順
- 浴槽にぬるま湯(40℃程度)をためる
- 中性洗剤を溶かす
- ラグを蛇腹状にたたんで浸ける
- 足で踏んで洗う(滑らないよう注意!)
- 水を入れ替えながら、すすぎを3回以上繰り返す
- 浴槽の縁に掛けて水を切り、干す
すすぎが不十分だと、洗剤が残って臭いやベタつきの原因になります。水が透明になるまで、しっかりすすぎましょう。
「手洗いのみ」の場合の洗い方
洗濯表示が「手洗い」のラグは、浴槽での押し洗いがおすすめです。
押し洗いの手順
- 浴槽にぬるま湯と中性洗剤を入れる
- ラグを浸けて、手で優しく押すように洗う
- 毛足の長いラグは、髪を洗うように根元から優しく
- すすぎは3回以上、水が濁らなくなるまで
- 脱水は足で踏むか、タオルで水分を吸い取る
ゴシゴシこすると毛が抜けたり、生地が傷む原因に。「押して離す」を繰り返すイメージで洗いましょう。
洗濯不可のラグのお手入れ方法

水洗いできないラグは、以下の方法できれいに保つことができます。
方法① 拭き掃除
中性洗剤を薄めた水で雑巾を絞り、叩くように拭きます。こすらないのがポイント。最後に水拭き→乾拭きで仕上げましょう。
方法② 重曹を使った消臭・汚れ落とし
- ラグ全体に重曹を振りかける
- 2〜3時間放置
- 掃除機で重曹を吸い取る
重曹は消臭効果があり、皮脂汚れも吸着してくれます。ただし、色落ちする素材もあるので、目立たない場所でテストしてから使いましょう。
方法③ 専門クリーニングに依頼
高級ラグや、どうしても落ちない汚れがある場合は、専門のクリーニング業者に依頼するのが最適です。
料金は1畳あたり2,000〜5,000円程度。自分で洗って失敗するリスクを考えれば、決して高くはありません。
ラグ・カーペット洗濯後のケア
洗濯が終わっても、まだ安心できません。
実は、ラグの洗濯で一番大変なのは「乾燥」かもしれません。ここをおろそかにすると、生乾きの臭いやカビの原因に…。
素早く乾かす3つの方法

方法① M字干しで空気の通り道を作る
物干し竿が2本ある場合は、ラグを「M字型」になるように掛けましょう。
竿の間を空けて、真ん中が垂れ下がるようにセット。こうすることで、空気が通りやすくなり、乾燥スピードがアップします。
方法② 途中で裏返す
乾燥中、2〜3時間おきにラグを裏返しましょう。両面を均等に乾かすことで、乾き残しを防げます。
方法③ 扇風機やサーキュレーターを活用
風を当てることで、乾燥時間を大幅に短縮できます。室内干しの場合は、扇風機を併用するのがおすすめ。
乾燥時の注意点
- 直射日光は色褪せの原因になるので、陰干しがベスト
- 完全に乾くまで2〜3日かかることも(厚手のラグの場合)
- 生乾きのまま使うと、カビや臭いの原因に
「触ってみて冷たい」「中がしっとりしている」場合は、まだ乾いていません。表面が乾いていても油断せず、しっかり確認しましょう。
それでも自宅で洗えない場合は

以下のような場合は、無理せずプロに任せましょう。
- 大きすぎて物干し竿に干せない
- 何日経っても乾かない
- デリケートな素材で自信がない
- 頑固な汚れやシミがある
クリーニングの選択肢
- 店舗型クリーニング:持ち込みが必要だが比較的安い
- 宅配クリーニング:自宅から発送できて楽
- 訪問型ハウスクリーニング:その場で作業、すぐ使える
宅配クリーニングなら、重いラグを持ち運ぶ必要がなく、自宅から発送するだけ。忙しい方や、車がない方にもおすすめです。
まとめ:洗濯前のチェックが成功のカギ
最後に、ラグを洗濯機で洗うときのポイントをおさらいしましょう。
洗濯前に確認すること
- 洗濯表示で「洗濯機可」を確認
- ラグのサイズと洗濯機の容量を確認
- 素材がデリケートすぎないか確認
- 乾燥機の使用可否を確認
- 色落ちテストをする
洗濯のポイント
- 掃除機でホコリを取ってから洗う
- 蛇腹状にたたんで洗濯ネットに入れる
- 中性洗剤を使い、「毛布コース」で洗う
- 脱水は短めに設定
- 洗濯後はすぐに取り出す
乾燥のポイント
- 晴れた日の午前中に洗濯する
- M字干しで風通しを確保
- 途中で裏返して均等に乾かす
- 完全に乾くまで使用しない
洗濯機で洗えるかどうかは、事前の確認次第。この記事を参考に、正しい方法でラグをきれいに洗ってくださいね。
洗い立てのふわふわラグの上で寝転ぶ気持ちよさ、ぜひ体験してみてください!


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